どうしてフェイク広告会社なんてあるの!?その裏事情と、引っかからないための対策全てを公開です。
「永久脱毛クリーム使っても全然生えてくるんだけどー!」
「みずのさん、、それフェイク広告。要は騙されたってこと。汗」
「ばかー!涙」
「フェイク広告」とは、「偽広告」のこと。
すでにアメリカでも「Fake Ads」(Fake advertisement)と呼ばれ、最近は日本でも大問題になっています。
・サプリや化粧品で、ありもしない効果効能を加工した偽の写真でアピール
・TV番組、雑誌などのワンシーンを改ざん
・有名人の画像、動画に言ってもいないテロップ入れて公開
などなど、そもそもが騙す目的で作成された広告のこと。
・「永久脱毛出来るクリームって書いてあったのに、すぐ生えてきた!」
・「モデルの**さんが10キロやせたサプリの効果ゼロだった!」
・「990円と書かれてあったのに、総額2万円取られた!」
などなどヒサンな口コミが多いです。
美容関連以外にも、「簡単に儲かるって言うから30万円を振り込んだ!」なんてトラブルも多いです。
※NHKでも特集されました。
クローズアップ現代「追跡!“フェイク”ネット広告の闇」
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4234/index.html
脱毛研究家の六條かげりです。
フェイク広告はわたしも以前悪徳業者とモメたりした事はあるのだけど、最近またちょっと増えてきて目に余るものがあると思います。
やたら脱毛業界、美容業界の悪徳の口コミがやたら増えてる。汗
— 六條かげり (@datumoushon) 2019年3月13日
なんかの過渡期かな。
昨年末にした「今年は逮捕者が出る」っていう予想が当たるかも。
フェイク広告って実はこれってずっと昔からあるやつ。
TVや雑誌でもあったけど、それがインターネットに移ってきたって感じかなー。
その究極がこれね。笑
↓
最近はみんながスマホなどで気軽にインターネットに接するようになったので、その分フェイク広告も増えたって感じ。
(あと、ネットだとバレやすいから、余計に目立つよね。)
今回はフェイク広告に騙されない簡単な見分け方、そしてフェイク広告の会社の正体、騙されたときの対応の仕方など全てお話しますね!
(動画でも喋った!3分52秒。内容は当ページと同じです♪)
フェイク広告の仕組み。どうしてこんなことする人がいるの?
「そもそも、どうしてフェイク広告なんてする人がいるわけー!?」
「そりゃ、えっと、楽して儲かるから。汗」
フェイク広告は嘘を言ってものを売っているので、色んな法律に引っかかります。
だけど今のところ捕まる人も少ないのも無くならない原因の一つ。
フェイク広告はに引っかからないためにも、まずはフェイク広告の仕組みについて少しお話させてください。
フェイク広告は「楽して儲かる」からなくならない。
フェイク広告はもちろん儲かるからやっているわけなのだけど、騙し売りをしているのでいずれは警察案件。
だけど、嘘さえついていなければ昔からあるweb販売の仕組みを利用しています。
広告でお金がもらえる仕組み
例えば当ブログの例。
当ブログは脱毛ブログなのだけど、ところどころ広告を載せています。
webサイトとか運営して、「その広告経由で誰かが何かを買ったり申込んだら、その広告会社から一部報酬が貰える」って仕組みね。
この仕組みをアフィリエイトというのだけど、もちろん広告ばかりだと誰も見たくないよね。
なので当ブログでは広告だけじゃなくって脱毛サービスの比較、契約前の注意点など、実際に通いたい人の助けになるようなお話をしています。
役立つ、興味持てるお話をするのがメインで、広告はその次。
基本は「このブログ見て良かった!」って思っていただけるように活動している感じ。
webじゃない実店舗でも仕組みは同じ
これって実はwebに限らず一般の店舗でも同じ仕組みなのが分かると思う。
例えばヤマダ電機は洗濯機を製造していないよね。
洗濯機はメーカーが作って、ヤマダ電機は「お客さんに合わせてどの洗濯機がいいか説明」したり、教えてあげる。
そして売り上げはメーカーとヤマダ電機で分けっこ。
もちろん電気屋さんも騙し売りするわけじゃなくって、「このお店で買ってよかった!」って思って貰うために頑張っているよね。
(洗濯機を買う時も、「メーカー⇒電気店経由⇒消費者」と、必ず中間に経由するところがある。)
TVショッピングの場合でも、ジャパネットなんかがすごく楽しそうに家電とか扱ってるから、ついついみんな見てしまう。
そしてたまに買う人もいるって感じ。
(「メーカー⇒ジャパネット⇒消費者」って流れね。)
フェイク広告のwebページっても仕組み自体は同じ。
フェイク広告も、売上をメーカーとわけっこ。
だけど、「メーカーが悪い」というわけではないです。
フェイク広告の業者はサプリや脱毛クリームなどの商品を作っているわけじゃないよね。
例えば、よく見かけるのが除毛クリームの嘘サイト。
除毛クリームというのは、永久脱毛の効果はないのだけど、「カミソリを使わずに一気に広い範囲の毛を処理出来る」のがメリット。
もちろん、メーカーも「そういう物」として売っている。
な の だ け ど、
フェイク広告の悪徳業者は、この除毛クリームを
「永久脱毛出来るクリームです!」 (大嘘)
って言って売るわけ。
買った人はもちろん迷惑だけど、これはメーカーにとっても大迷惑。
評判ガタ落ちするので。
ちょっと分かりやすくするために、実店舗で例えてみる
これが例えばヤマダ電機の店員さんだとすると、
「この洗濯機は洗剤不要!電気代がなんとゼロ!」 (大嘘)
って言っているようなもの。
騙されて買ったお客さんは当然お店に怒鳴り込んでくるよね。笑
実際の土地に建っているお店はネットと違ってとても逃げにくい。
メーカーからもキツイ責任を要求されるので、絶対にこういった真似はしないわけ。
フェイク広告は逃げやすい
フェイク広告の悪徳業者はネット上のみの活動なので、お客さんが怒鳴り込んでこない。
嘘言って逃げるのも簡単。
もちろん警察が本気を出せば捕まるのだけど、今のところ逃げながら続けている悪徳業者が多いです。
メーカーが頑張ってチェックしても、繰り返し商品を変え、広告を変え、なんなら会社も変えながら悪徳を続けていく事が可能なわけ。
冒頭に紹介したNHKの番組ではネット広告に関して扱っていたけど、実のところフェイク広告はネットに関係なく昔々からあります。
少年雑誌、少女雑誌など騙されやすい若い層向けが多いです。
10代女子の美容系雑誌とか、広告見てるとかなりやばいです。(大人はまず騙されないやつ!)
(もしも10代くらいの娘さんのお母さんがこのページ見てくれていたら、念のため雑誌の広告欄を見せてもらった方がいいかもです。)
あと某通販で物を買ったあとで送られてくるカタログでは「熱で毛をカットするだけの商品」を永久脱毛とか言って売っていました。
(あとあと、ラジオショッピングもイケナイのあります。)
30年前の広告を発見。昔から「永久脱毛出来る」って書いてあった。汗
フェイク広告の見分け方は簡単。
「もうフェイク広告に騙されたくないのだけど、、?」
「うん、実はフェイク広告を見分けるのは、特にweb広告の場合はすっごく簡単♪」
フェイク広告ではもちろん時間とお金を失うわけだけど、騙されてとてもかなしい悔しい気持ちにもなるので絶対に引っかかりたくないですよね。
でも実はフェイク広告の見分け方ってとても簡単。(2019年3月現在)
というのも、不要な商品を売りつけるには仕組み上必ず同じパターンになるから。
フェイク広告のwebサイトのパターン
・夢みたいな効果、結果が載せてある。
・購入ボタンを押したらもう一度販売サイトが出てくる。
・そのうち広告ページが消える。
・芸能人、有名人の写真が修正入りで使われている。(100%フェイク)
・芸能人、有名人の名前が修正入りで使われている。(100%フェイク)
・芸能人、有名人の名前は出さないけど似顔絵が使われている。(ほぼ100%フェイク)
「夢みたいな効果、結果が載せてある」
調子のいい内容をほいほい信じてはいけません。
ダイエットサプリで月間マイナス5キロ以上だと疑いましょう。汗
永久脱毛出来るクリームがあったら脱毛サロンはすべてツブれます。
美容以外でも、簡単儲かる話はよく見かけるけど、簡単に儲かる話は普通他人には教えません。
ボタンを押したら似たようなページがもう一度出る。
これ重要ポイント!
ちょっと繰り返しになるけど、フェイク広告のページを作っているのはメーカーとは別業者。
なので基本はフェイク広告の画面では申し込みが出来ない仕組みになっています。
例えばサイト閲覧者に、例えば脱毛クリームを売りたい場合。
フェイク広告内にボタンか何か設置して、一度それを押してもらって脱毛クリーム会社のwebサイトへ移動して貰わなくてはならないです。
なので、申込みをしようとすると、同じようなページをもう一度見る事になります。
インスタ等SNSで広告を押す
↓
フェイク広告のサイトが表示される
↓
フェイク広告中のボタンを押す
↓
メーカーのサイトが表示される
って流れね。
先に出たページがフェイク広告のページ、あとで出たのがメーカーのページ。
信じるべきはあとで出た方です。
もちろんwebサイトで広告を載せること自体は全く問題ないです。
社会的にキチンと役に立つことをしていれば。
例えば当サイトにも広告はあるのだけど、そこからたまに収益が出るから「お金を支払って突撃レビュー」が出来たり、ブログを維持したり出来るわけです。
これはwebに限ったことではなく、世の中ほとんどが広告で成り立っています。
だけどフェイク広告ってとにかく「騙して楽して儲ける」のが目的。
「人の役に立つ気」なんてさらさらないです。
フェイク広告はあまり手をかけていないので、フェイク広告のページからメーカーの販売ページに移動したとき、同じようなサイトを2回見せられたような感じになります。
そして無理に商品を売るために、メーカーの販売ページよりも大袈裟に、さらには嘘混じりのページを作っているわけです。
フェイク広告ページはそのうち消える
少し前にフェイク広告のあったページ(本物)
実際あまり長期間にわたって嘘の広告ページを出していると、お役所の手が回ってしまうとか、メーカーに発見されて訴えられるなどリスクてんこ盛り。
なので、フェイク広告は短期間で閉鎖されるのが前提。
フェイク広告のページがメーカー公式の販売ページの劣化版コピーみたいな理由も、すぐ消されるページを作り込むわけにはいかないから。
ちょっと繰り返しになるけど、当ブログもアフィリエイト広告を載せています。
だけど、1ページを書きあげるのにものすご〜い労力が必要。
例えば今見てくれているこのページには広告貼っていないけど、それでも作成に3週間以上かけています。
当ブログのページを何ヶ所か見て頂ければわかると思うのだけど、結構な量の情報を入れ込んでる。
取材に行ったり、体験したり、深い知識を解説したり、色んなサービスを比較したり、希望・目的別におすすめしてみたり。
まともな事をするのって、ハッキリ言ってメチャメチャ大変なんです。
悪徳業者はそれが出来ないから悪徳なのです。
詐欺するメーカーって今までもあったし、正直今も怪しい業者はあります。
だけど、悪徳だとしても露骨に「マイナス5キロ」とか、「永久脱毛出来た」などはいわない。
商品開発しているし、製造コストもあるし、役所が介入してすぐさま会社を閉じたら赤字になってしまうのです。
ヤマダ電機が嘘言って冷蔵庫を売りつけると一瞬で倒産しちゃうよね。
お店は固定されて建っているので逃げられないから。
だけど、webだと今のところ逃げやすいです。
「これは欲しい!でも、アヤシイ!」って思ったら、とりあえず一旦落ち着いて1〜2ヶ月待ってみましょう。
そのページが消えたら、それは「フェイクだった」ってこと。
フェイク広告と芸能人の画像(動画)加工
まず、芸能人の写真に加工が入っていたら、フェイク広告だと思って間違いないです。
というのも、まともな業者ならば、例えばマツコさんの「目線を隠した写真」なんて使わないよね。
無許可だからやっている事だし、もしも許可を貰っていたら目隠しなんて入れるわけがない。(失礼だし。笑)
よくある個人を特定しにくいような画像加工している時点でフェイク決定なのです。
これは文章中の名前も同じだよね。
同様に、伏字が入っていたらフェイク確定。
(「マツ○=デラッ○ス」とか、そんな感じのやつ。)
芸能人、有名人の名前は出さないけど似顔絵が使われている。(ほぼ100%フェイクと思っていい)
(古いやつ。笑)
芸能人、有名人の似顔絵を使って、「**も認めた!」みたいなのもまず間違いないです。
(あっ、もちろん名出ししているなら別だけど、ようは似顔絵で本人をほのめかしているやつね。「某番組の大物司会者が!」みたいな。)
これも写真の加工や名前の伏字と同じで、許可を取っていたらやらない行為なわけなので。
そして無許可で似顔絵で本人をほのめかすのはまともな会社がする事ではないです。
そもそも「芸能人だから」って信じない。
「え〜、じゃあ芸能人が出ていてもフェイクか、フェイクじゃないか見分けるの大変じゃない。」
「うん〜っ、そもそも芸能人を信じる意味が分からないのだけど。汗」
「え〜!どうしてー?」
「例えば女優さんがCMに出ている安いシャンプー、あれ本人が使っていると思う?」
「お、思わない。汗」
あっ、もちろん「芸能人が出ている商品はダメ!」って言っているわけじゃないよ!
ものを買ったりサービスを受けたりするときに、「芸能人とか有名人が関わっているか何を言っているかは全く判断材料にならない」ってこと。
いい意味でも悪い意味でも。
芸能人のお給料って、ほぼ全てが広告。
特にTV出演だとほぼ100%広告からお給料が入っているよね。
例えば当ブログは個人ブログなので、わたしは自由に発言出来ます。
いま読んでもらってるこのページでも言いたい放題。笑
だけど、芸能プロダクションにいる芸能人は、あらゆる商品の事を悪く言えない、本音が言えないです。
これを知ってか、たまたまか、化粧品やサプリのネット広告ではあんまり芸能人を使っているのを見かけません。
「ふ〜んっ。よく知ってるね。ぶ〜っ。」
「いや〜、わたしも実はひととおり引っかかっているよ。だから知ってるだけ。」
とにかく見た情報をそのまま信じきらないこと!
それは今見てくれているこのページの内容も同じ。
今回のはあくまで「見分け方のマニュアル」みたいなもので、世の中例外というものはあります。
「すっごい脱毛の六條さんが**って言っていたから、これはフェイクじゃないよね!」 (×)
というのではマズイ。
もちろん、わたしだって間違いを言う事もあります。
わたしは正直な話をしているつもりだけど、それはわたし本人だけが思っている事で、誰にも証明は出来ません。
もしも広告を見て違和感があったら、その違和感の方を大事にして貰えたらと思います!
フェイク広告の見分け方、騙されないためには?
一旦まとめますね!
ほぼフェイク
・聞いたことないレベルで調子いいことを言っている。
・同じようなページが繰り返し出たら疑う。
・そのうち消える。
・飲むだけサプリで「1ヶ月で体重マイナス5キロ」以上でほぼ嘘。
・塗って永久脱毛は不可能。
これは念のため疑うレベル
・gif動画(凄く短時間で繰り返し動画)で刺激的な効果の様子
・芸能人が出ている
ここまでフェイク広告の正体をザックリと、そして騙されないための方法についてお話しました。
だけど、もしも引っかかってしまったら?
わたしもフェイクに引っかかった事あるし、あとブログで好き放題言い過ぎて業者から脅しを受けたこともあります。
なのでここからは、実際に引っかかった場合の対策と、あとフェイク業者の危険性についてお話したいと思います。
フェイク広告に引っかかったら?お金は取り返せる?おすすめ対策と注意。
お金を取り戻したい!
すでに支払ったお金を取り戻すのは基本難しいです。
というのも、フェイク広告を見た後に、必ず本物のメーカーのページが表示されて、同意とかをチェックしてから申し込んでいるハズなので。
もちろんフェイク広告を放置したメーカーにも責任はあるので、全く可能性ゼロでもないと思います。
何も言わないと絶対にお金は返ってこないので、ダメ元で「見たのと違う!お金返して欲しい!」と言う分にはいいと思います。
(その頃にはフェイク広告のページは消えているので、個人で証拠をつかむのはちょっと難しいかもです。だけど、実はどの業者の広告から買ったかはメーカーもチェックできるので、頑張ってお願いしたら可能性ゼロではないと思います。)
「4回継続のしばりがあった!そんなお金ないよー!」
通販の画面で初回料金だけがとても安くって、でも実は「合計4回お届け」が条件だったりするケース。
初回は1000円以下だけど、2回目3回目は結構キツいめの料金設定になっていることが多いです。
もしも未成年でやっちゃった場合は、、お母さんに怒られましょう。笑
あー、あとね、未成年だと見逃してもらえるケースもゼロではないです。
というのも、未成年に無理な売り方をしたら社会的に問題にもなるので。
とにかく電話かけて本気で謝りましょう。
「でも払えないんです〜。お金無いんです〜。15歳なんです〜。」を5回くらい繰り返してみたら、、、うまくいくかは知らないです。笑
あっ、電話先はメーカーであって、フェイク広告業者ではありません。
悪いメーカーもいることはいるけど、大体の場合はフェイク広告業者が悪いので、契約を解除してくれる可能性はあります。
特に最近は「通販の定期購入」しばり(「*回以上継続が条件!」とかいうやつ)が社会問題になってきています。
そもそも「初回は980円!」とかやって、結局総額でもっと高額を取られるなんて、とても褒められた商売ではありません。
サクッと解約に応じた口コミも見かけるので、とりあえず申し出てみましょう。
※うまくいかないならばすぐ国民生活センターへ相談!
国民生活センターのpdf
素直に解約に応じなかった、電話がつながらなかった場合はすぐに国民生活センターの相談窓口「188」に連絡しましょう。
(もうちょっと下に通報先はまとめておきますね!
解約する際の注意
解約する際の注意点は3つあります。
- とにかく礼儀正しく!
- 電話がつながりにくい
- 定期コースの2回目がびびるくらい早い!
とにかく礼儀正しく
フェイク広告はもちろんフェイク広告業者が悪いのだけど、メーカーの中にも悪質な会社が無いとも言い切れないです。
キチンとした態度で、とにかく怒らせないようにしましょう。
電話がつながりにくい
ネット通販トラブルあるある。
トラブルある会社ほど、電話が通じません。
・とにかくしつこく電話する
・申し込みの時の電話にかける
・届いたものに載っている電話番号をチェックする
・メーカーの社名でGoogle検索して、そこで別の電話番号がないかチェックする
などなど。
特に定期コースで解約期限に間に合わないとまた次のものが送られてしまいますよね。
とにかく一刻も早く、朝も昼も、夜も頑張ってみてください。
(もしも無視をしているとしても、しつこい人を優先的につなぐしかないので、ちょっと乱暴だけど「やったもの勝ち」です。汗)
どうしてもつながらない場合は、国民生活センター(後述)に連絡しましょう。
ちょっと妄想レベルの話ではあるのだけど、「契約者の電話番号だと通じにくい」とかあるかもなので、人から電話かりたり、公衆電話を探してかけてみるのもいいと思います。(とにかく何でもやるって感じです。)
定期コースの2回目がびびるくらい早い!
気をつけなくてはいけないのが、「1回のみで解約可能!」って言っておきながら、解約期限が極端に短いケース。
よくあるからくりが、「解約は2回目発送の10日前までに!」ってやつ。
だけど2回目発送がやたら早かったりします。
しかもこういうのって、
「2回目お届けをもちまして、4回継続の意思とさせていただきます。」
とか半分宇宙語言ってくるから困る。
なにやら「決して解約をさせない決意」を感じます。
あと、「発送の」10日前とかで、実質1週間くらいしか余裕がない場合もありうるので、とにかく早く行動しましょう。
どうしても解約・返金が出来ないならば、専門家に相談!
解約は基本的に契約ルール通りにしなくてはいけないです。
だけど、あまりに相手が悪質な場合は解約出来るケースもあります。
相談は必ず国民生活センター(消費生活センター)にしましょう。
web上もあれこれ詳しい情報はあるのだけど、国民生活センター以外は古い情報になっている可能性が高いです。
(特にネット関係だと法律が追い付いていなかった事情があるので、今後ルール改正はどんどん進んでいます。)
消費者ホットライン(全国統一番号)
フェイク広告に限らず消費関係で困ったら、188と電話したら相談窓口につながります。
※国民生活センター 平日バックアップ相談
03-3446-1623
繋がらない場合の別番号もあり。
とにかくまずは国民生活センターの相談サイトをチェックしてみましょう。
なぜ被害がなくならない。フェイク広告の仕組みとサプリ・化粧品メーカーの闇。
「フェイク広告なんて、画面に表示されているんだからどんどん取り締まればいいのに。」
「ほんとだねー。でも実はちょっと取り締まりにくい事情もあるんだ。」
フェイク広告の解説ではメーカーとフェイク広告業者の2者が関わっているという話をしました。
だけど実はそこにもう一つ、「広告代理店」が入っていて、それが問題を複雑にしています。
広告には3つの会社関係。(webでも、web以外でも同じ)
1.メーカー
2.広告代理店
3.広告を掲載している会社
(※メーカーは、例えばエステとかの「サービス」も含みます♪)
広告代理店で日本一大きい電通では、大手企業とTVや雑誌をつなげているよね。
そしてwebでは大企業を相手にする広告代理店だけじゃなくって、個人や中小企業を相手にした広告代理店も数多くあります。
どうしてこういう小さい広告代理店が必要かっていうと、大手メーカーが自分で言っている内容だと「この情報って本当に正しいの?」って思う人が多いから。
大手企業の発信する情報ってどうしても売込みだよね。
そこでみんなが知りたい、個人が発信する情報、つまり当ブログみたいな情報が求められてきたってわけ。
そして企業(メーカー)とブログなどをつないでくれるのがwebの広告代理店ってわけ。(ASPといいます)
なので本来、webの広告代理店は社会的に大いに役立っているんです。
webサイト運営者は、広告代理店にある広告の中から自サイトにあったものを扱う。
もしもサイト経由で売上が出たら、その利益の一部をサイト運営者、広告代理店へ還元する。
例えばわたしたちはTVのCMや雑誌の広告で色んなサービスを知るよね。
もしも世の中に広告がなかったら、わたしたちは何も知ることが出来ないです。
どんなにいい車が開発されても、楽しいお菓子が販売されていても。
なので広告代理店って、社会的にとても重要。
だけど、中にはそれを悪用する人も出てきます。
ここからそのフェイクが消えない仕組みを解説しますね!
広告代理店の人の役割と意見
「フェイク広告は禁止なのですけど、全てを把握しきれなくてすみません。」
実のところ、フェイク広告が騙しをして不正で利益を得た場合でも、広告代理店にも同時に利益が出ます。
(売り上げを分けっこしているから。)
だけど、広告代理店も基本はフェイク広告を取りしまる側。
というのも、不正な売り方で利益があがっていても、メーカーへの信用を無くしてしまいます。
「あそこの代理店はフェイク広告を野放しにしている!」って噂がたっちゃうと、他の企業からの広告依頼がなくなって会社は倒産します。
広告代理店は信用を無くすのが一番の損なんです。
例えば、当ブログでもいくつか広告代理店と提携して広告をはっています。
だけど、情報が古くなったりしたら割とすぐ連絡が来ます。
まともな広告代理店は情報をとても大事にするんです。
メーカーの意見
「広告代理店の人に頑張ってもらっているんですけどねー。難しいですね。」
メーカーは基本、広告の扱いは広告代理店にまかせっきりです。
というのも、メーカーは作るプロであって、広告のプロではないから。
もちろんメーカーだって、不正でも何でも物が売れれば利益になります。
だけどメーカーこそ、フェイク広告で利益が出ても信用が失墜するので、その後の運営が出来なくなってしまい大打撃です。
(そのメーカーから誰も何も買わなくなるので。)
でも、、、ここまではタテマエ。実はこれ、ちょっとあやしい部分も。
メーカー、広告代理店の言い分。
「フェイク広告を把握出来ない。フェイク広告が悪い。」
もちろんこれは半分は正しいのだけど、フェイク広告を出しているのか誰かは広告代理店がチェック出来ます。
というのも、広告代理店は最終的にお金を振込む役目があるから、必ずフェイク広告業者のIDから住所などの情報を把握しています。
なので、もしもフェイク広告を個人がやっている場合は対策もとても簡単。
その個人のIDを削除してブラックリストに入れたらOK!
問題は法人。(つまり会社)
一気にフェイク広告をばらまいて、それで稼ぎ切ったところでID削除。
だけど法人なので、ID削除されてもまた新しい会社作って、代表者を変更して、また同じ事が繰り返せてしまうんです。
とは言っても、せっかく個人や中小企業が広告業へ参入できるようになって、現在とても分かりやすいwebサイト等も増えてきています。
大企業が言えないようなところまで切り込んで、ブログやインスタなどで発信している人も多いですよね。
この事はとても素晴らしい事なので、規制規制をしてしまうのも社会的に大きな損になってしまいます。
そしてもう一つ問題があって、メーカーも広告代理店も「知っていて」フェイク広告を放置していることも。
わたしも一度、自作自演の嘘口コミを指摘してメーカーとモメたことがあります。
その時のメーカーは本当に口コミをよく調査していました。
つまりこのメーカーは、フェイク広告の存在を知っていて放置していました。
(この時は間に広告代理店は無かったかも。)
もちろん、「次々とフェイク広告が発生するので全てを追い切れない」というのは事実でしょう。
だけど、特にフェイク広告で売上がいっぱいある業者の場合、広告代理店は必ずそのwebサイトをチェックしています。
なのでしっかりしている広告代理店ならば、被害が大きい部分はすぐ排除します。
(キチンとした広告代理店だと、扱う「商品・サービス」にも審査があって、結構厳しいです。)
だけど、まだ小さい広告代理店だと、怪しい商品、フェイク広告に気が付いているのに放置しているケースが無いとも言い切れないです。
これは確実な証拠を押さえているわけじゃないので、想像まじりになってしまいます。
だけど、
とにかくわたしたちが出来ることと言えば、フェイクに騙されないこと。
見分け方はすでにお話したので、よかったら友達にも対策を教えてあげてくださいね!
もちろん、すべての広告代理店やメーカーがすっとぼけているというわけじゃないよ!
ほとんどの会社は真面目にやっています。
やっているのはごく一部。だけど派手にやっているので目立つって感じ。
もしもフェイク広告を見つけたら?
フェイク広告を見つけた場合だけど、とにかく直接は関わらないこと!
危険な会社である可能性もあります。
※わたしも一度、フェイク広告を放置しているメーカーとモメたことあります。ヒドい目にあいました。汗
脱毛ステマを指摘したら粘着されて困った話。
フェイク広告が気になる場合は国民生活センターなどに報告窓口があるので、そこに通報しましょう。
http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2018_07.html
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/contact/disobey_form/
https://kaiin.jaro.or.jp/tvcm/index.asp
今回は美容商品を主に取り上げたけど、もしも何十万円、何百万円と高額をだまし取られた場合は弁護士さんに相談する事になります。
ただし、もしもお金が全然ない、収入もほぼ無い場合は低額でうけおってくれる「法テラス」という仕組みもあります。
(条件あり。あと最終手段だよ!基本は利用しないで済むようにしましょう。)
ここまで読んで下さった方、よかったらツイッターなどでお友達とかに知らせてくださると嬉しいです。
応援して頂けるとフェイクで後悔するお友達は減ると思うし、わたし自身とても励みになります!
わたしも「100%間違わない」とは言えないけど、出来る限り正確な話を、少なくとも騙しだけはしないでブログを書いていこうと思っています。
※当ブログでは相談を受け付けています。
「欲しい商品があるけど、フェイク広告かどうか分からない!」という方のために、というかそういう限定があるわけじゃないけど相談窓口あります。
(ただし、わたしは法律のプロというわけではないです。)
だけども名指し、直で関わると本当に危険なので、具体的な商品名に関してはふわっとしかお答えになると思います。
そもそも「あやしいな〜」って思う商品だったらば、それはすでに買わない方がいいやつです!笑
その他、メーカーさんや広告代理店の方、マスメディア関係の人もキチンと礼儀正しく質問してくれたらお返事しますね。
もしもこういう会社にお勤めされているのであれば、失礼ながら明日出社してそのまま退職を伝える事をおすすめします。
危険そうならば出社もひかえて構いません。
こういうの、「単なる社員だから」って通らないです。
例えばエステサロン業界でも、社長と一緒に社員さんが逮捕された事例もあります。
本文中で「webは逃げやすい」って話はしたけど、でも実はweb上は証拠が確実に残るので、警察が本気を出したら実店舗とかより逃げにくいです。
もちろん警察も暇ではないので、悪質なところ、被害が大きいところから順番に捕まると思います。
なので無事に済ませたいならば一刻も早くの離脱をおすすめいたします。
どうしても勇気出ない、すぐに決断出来ないならば、当ブログには相談ページも設けてあるので、連絡ください。
わたしは法律の専門家ではないのですけど、知っている範囲では助言出来ると思います。
一人で悩まないでくださいね!