バルジ領域の脱毛ってナニ?
※最終更新2024.1.1
2015年くらいからずっと言われ続けていた「バルジ脱毛のメリット」と言われていたものは、ほぼ全てが嘘だったという結論になりました。
当ページの内容は「過去にこんな情報が流れていた」という参考のため、そのまま残しておきます。
わたしも初期は「流れてきた情報」をそのまま鵜呑みにして、さらに拡散していました。
しかし口コミを頂く、色んな脱毛クリニックを取材している中で「これは嘘だ」となり、また安易に情報を流したことを悔いました。
ご迷惑おかけした方もいたと思います。
本当に申しわけありません。
現在は「バルジ」という名前をつかうクリニックも減ってきて、「バルジの話題はなかった」ことになりつつあります。
ただ、一部クリニックではいまだにバルジ言っているので、当ページを残しているのも当面、向こう数年は役立つかなって思います。
結論だけど、今現在登場しているバルジの脱毛機は、「蓄熱式の脱毛」だと考えて間違いなさそうです。
まだまだ情報を修正していないサイトも多くって混乱している人も多いと思います。
なので当ページでは、「過去に何が言われていたか?」という古い情報もしばらく残しておきますね。
※最新の蓄熱式脱毛の情報は別ページで!
蓄熱式脱毛に関しては別ページにまとめました。
蓄熱式の脱毛機とは、痛み小さくて産毛などに効果が出やすいレーザー脱毛機です。
「バルジ領域で脱毛ってどういう意味??」
「痛み小さくて、あと産毛とか細い毛に効果高いって覚えておけばとりあえずOKだよ♪」
日本脱毛技術研究学会のサイトにも載っていたのだけど、、、ちょっとカタくてむずかしかったです。汗
これを読めというのも酷なので、わたしが多くの事例や理論を読んでまとめる事にしました。
・毛が生える時には、バルジ領域と呼ばれる部分が重要
・バルジ領域とは、毛穴の比較的浅い位置あたり分布している
・バルジ領域は、毛を生やす元となる幹細胞というものが多数発生する場所
なのだそうです。
これだけでは、「?」ってなると思うので、かみ砕いてお話しますね!
バルジ脱毛の正体。低温で脱毛出来るのでリスクが小さい。
バルジ領域というのは、毛穴の底ではなくって、毛穴の入り口の比較的近くにあると言われています。
このバルジ領域の役割は、「幹細胞」というものを作ること。
幹細胞というのは、毛を生やす大元の細胞。
幹細胞は植物にとっての種みたいに考えると分かりやすいかな。
その幹細胞が作られるのがバルジ領域というところ。
そしてそのバルジ領域を加熱すると、幹細胞が出来なくなるのです。
加熱といっても今までの脱毛みたいに高熱は必要なくって、大体60℃くらいに加熱したら幹細胞がつくられなくなるのだそうです。
これに関しては信ぴょう性のある情報が少ないです。
脱毛クリニック発信の情報では200℃とか250℃とかそんな感じ。
これを話半分に見ても100℃以上は出ていそうなので、やっぱり痛みは大きいよね。
(あっ、あくまで毛根周囲に限られた温度なので、熱湯に触るような危険は全然ないです♪)
低温で脱毛するのでリスク少ない。肌トラブルで他の脱毛を断られた人も相談!
バルジの脱毛は比較的低温なので、リスクが小さいです。
そしてリスクが小さいので、肌が弱かったり、日焼け肌の場合も脱毛出来る可能性があります。
(各クリニックにて相談です)
・アトピー、ケロイド体質
・日焼け肌、元々色黒の肌
・その他、痛み感じやすい、肌が弱い
育毛業界ではすでにバルジが注目されていた
バルジって突然出てきた理論ではなくって、実は主に育毛業界で注目されていた理論なんです。
育毛と脱毛は逆だけど毛の大元の組織にアプローチするのは同じだよね。
バルジ理論はまだまだ仮説の部分もあるみたいだけど、実際脱毛はもう実用化されています。
研究が進むと、今後はもっと楽楽な脱毛が出来ちゃうかも知れないですね。
バルジ領域に作用する脱毛のなにがいいの?
どうしてこのバルジ領域に作用する脱毛が注目されているのかというと、5つのメリットがあるから。
バルジの脱毛のメリット
・痛みが圧倒的に小さい
・効果がより高い・短期間で終わる
・短時間で終わる
・肌に優しい
※後日追記!2018.9.1
「短期間で脱毛が出来る」というのはほぼ誤りでした。
3年間ほどをチェックしていたのですけど口コミが見当たりません。
そしてこれを言っているクリニックも無くなりました。
他の脱毛で断られた人、効果無かった人でも可能?
バルジの脱毛はレーザーが弱めなので、他の医療レーザー脱毛で断られた人でも可能な場合が多いです。
それから脱毛の仕組みが違うので、他で効果が出なかった人でも脱毛が可能なケースもあります。
・肌色が濃い人
・アトピーなど皮膚が弱い人
・産毛、硬毛化した毛が無くならなかった人
バルジの脱毛は特に産毛に効果が高いので、剛毛だけじゃなくって最後の1本までツルツルを目指す人にも良さそうです。
肌が弱い、肌色が濃いせいでレーザー脱毛が受けられなかった人でも可能になる事も!
わたしもバルジの脱毛を体験してきました。
※体験の感想です♪
↓
バルジ領域の脱毛は抜け方が違う。毛の生え変わりと止める脱毛法。
バルジ領域の脱毛の理論が正しいとすると、今までの脱毛と抜け方が違います。
体毛の生え方・抜け方、毛周期サイクルの復習(脱毛無しだと)
人の体毛は、どんどん伸びて成長して、成長しきって、それで毛が抜けます。そして、毛が抜けたらその毛穴はしばらく休止。
そしてまた数ヶ月後に(期間にはかなりバラツキあり)、また新しい毛が生えてきて、成長して、、、の繰り返しね。
※毛周期について詳しくは
「脱毛に通う間隔2ヶ月は損!正しい毛周期と部位別の目安。」
普通の脱毛の毛の抜け方
(毛がレーザーを吸収して熱を出している)
通常の脱毛は、毛根に強力なレーザー光を吸収させて、高熱を出す方法。
高熱で、毛穴の底にある毛乳頭など、「毛を生やす組織」を破壊します。
大体レーザー照射から1〜2週間くらい過ぎると毛がぽろぽろ抜け落ちてきて、理論上その毛穴から二度と毛を生えなくさせるんです。
だけど、バルジ理論の脱毛は少し違います。
バルジ理論の脱毛は、「毛の生え変わりを止める」のが目的。
バルジのレーザー脱毛
バルジの脱毛でも毛根にレーザーは届く事は届くのだけど、狙いはバルジ領域。
弱めのレーザーで、毛穴の浅い部分にあるバルジというところを加熱してレーザー脱毛をする方法。
レーザーが弱めなので痛みが小さいのが特徴。
バルジ理論の毛の抜け方
普通の脱毛だと、レーザーを照射して1〜2週間で毛が抜け落ちます。
だけどバルジの脱毛は毛根にダメージを与えるのが主目的ではないので、通常の脱毛みたいに1〜2週間みたいな短期間で抜ける毛は少ないです。
レーザー照射後も、その毛が成長して、成長しきって、退行期に入って自然に抜けるまで数ヶ月待つ必要があるってわけ。
そして、抜けきった毛穴からは二度と毛が生えないというのがバルジの脱毛の理論なんです。
バルジの脱毛がどうして効果が高い?短期間、少ない回数で完了する理由。
今までの脱毛だと痛みが小さいのは効果も低いし、効果が高いのはどうしても痛かったよね。
痛みが小さくて効果が高い脱毛は、一見矛盾するように見えるけど、それはバルジの脱毛が今までの脱毛と全く違う仕組みだから。
今までのレーザー脱毛
今までのレーザー脱毛は、毛根にレーザー光を吸収させて高熱を出す方法。
これで毛根周囲の毛を生やす組織を破壊する事で脱毛効果が得られます。
ただし脱毛の効果を得るためには、毛根がしっかり根付いている「成長期」という限られたタイミングだけだったんです。
だけど、バルジの脱毛は成長期以外のタイミングでも脱毛が可能なので、結果脱毛効果が高くなったというわけ。
バルジの脱毛
・高熱が必要ない
・成長期が終わって、毛根が浮いた状態でも脱毛効果が得られる。
今までの脱毛だと、ターゲットが毛穴の底の部分。
なので毛周期の終わり、退行期に入って毛が浮いてきたら脱毛効果が得られませんでした。
だけどバルジの脱毛は基本、毛が生えていれば脱毛されます。
バルジの脱毛は毛根じゃなくって、毛穴の入口近くを加熱する方法。
なので多少毛が抜け始めた退行期でも脱毛効果が得られるのです。
バルジの脱毛の欠点
バルジの脱毛は痛み小さくて効果高くて完璧のように思えるけど、やっぱり欠点もあります。
主には2つなので、チェックして自分自身に合っているか参考にしてくださいね!
バルジの脱毛の欠点。「脱毛後すぐには毛が抜けない」
バルジの脱毛だと、脱毛直後に毛が抜けません。
バルジ脱毛の考え方が、
「毛の生やす組織を破壊する」
というものではなくって、
「毛の生え変わりを止める」
というもの。
なので今ある毛はレーザー照射後も数ヶ月伸び続ける事が多いです。
バルジの脱毛は5年後、10年後のデータがない
最新機種なので、過去のデータが少ないのも少し心配です。
医療の脱毛なのであまり心配はいらないのですけど、完了5年後、10年後の経験者のデータが少ないです。
脱毛の経過に関しては口コミを探しても見つからないので、検討に入れる際には本格導入をしているクリニックのカウンセリングを受けるのが一番だと思います。
バルジ領域のレーザー脱毛を扱うクリニックは?
※ページの移動のお知らせ
バルジの脱毛機「メディオスターNeXT Pro」が一般的に増えてきました。
なので、おすすめクリニックは別ページにまとめますね!
⇒ メディオスターNeXT Pro最安値は!?おすすめクリニック一覧!