硬毛化の原因、対策、予防法からクリニック選びまで全てをここに書きました。

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このページで分かること

六條かげり

 

・硬毛化はありふれたトラブル
・気づくまで3回くらいかかる
・増え方はさまざま
・薄い部位が多い
・濃い部位でも起きる
・硬毛化した部位は減りにくい
・硬毛化対策はある
・硬毛化保証は不要

 

 

全身脱毛で産毛しかない部分にもレーザー当てちゃっていいのかな?


 

 

逆に増えることあるから、強いこだわりないなら避けた方がいいよ。


 

 

 

え゛!?マヂで!?


 

 

レーザー脱毛やエステサロンの光脱毛などでは、脱毛したのに逆に毛が増えちゃうことがあります。

 

脱毛で逆に毛が増えちゃうのは「硬毛化」と言われます。

 

※読み:「こうもうか」
あと、増毛化(ぞうもうか)、多毛化(たもうか)って言われることもあるけど、大体は硬毛化で統一されています。

 

今まで大手クリニックでは「硬毛化は滅多に起こらない。」「1%以下」とか言われていたのだけど、硬毛化はもっと高い確率で起こっています。

 

当ブログ管理人・六條も硬毛化して、対策には苦労しました。

 

「硬毛化しちゃったけど、どうしたらいい?」
「硬毛化が気になって脱毛が始められない。」

 

このページでは、こういう疑問・悩みに答えていきます。
硬毛化の原因、対策、予防法までお話しているので、ちょっと長いページになっています。

 

なので時間ないひとのために読み飛ばしも出来るように工夫してあります。
目次も用意したので、必要なところからチェックしてみてくださいね♪

 

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ここに注目!

六條かげり

 

・管理人六條の硬毛化体験(写真あり)
腹、フェイスライン、その他

 

・アンケート結果
twitterフォロワーさんに、硬毛化の確率と機種、対策、見分け方についてそれぞれアンケートをお願いしました!

 

 

このブログを書いているひと

六條かげり
六條かげり

 

脱毛に300万円つかってしまった真性のマニ、、脱毛好きなひと。

 

もうずっと脱毛ブログやってます。
いつも空気も読まずぶっちゃけ話をするので、一部業界の方からはとても嫌われています♪笑

 

最近はTwitterで毎日質問に答えているので、脱毛初心者の方、通っているけどちょっと悩んでいる方、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

https://twitter.com/datumoushon

 

(実はこのページもTwitterに寄せられた情報にかなり助けられています。)

 

こっちは水野サン

水野さん

 

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硬毛化とは

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硬毛化(こうもうか)とは、脱毛したにも関わらず脱毛開始前より濃い毛が生えてしまう現象のこと。

 

普通はレーザー脱毛などを受けると、一旦大部分の毛は抜け落ちます。
そして大体2〜3ヶ月で「次の毛」が生え変わってくるのだけど、硬毛化した場合は「その次」の毛が以前より濃く生えてきてしまいます。

 

脱毛は本来回数を重ねるとじわじわ毛が減っていくのだけど、硬毛化だと逆にじわじわ増えてきてしまいます。

 

実はわたしも硬毛化しました。

 

主に増えちゃったのは腹毛とフェイスライン。

 

(なんか腕や指毛もしていたっぽいけど、そっちはすぐに解消しました♪)

 

六條の硬毛化した写真(腹毛)

これがわたしが硬毛化した腹毛の写真です。(今はもう解消した)

 

六條かげり、腹毛の硬毛化の写真

 

エステサロンの4〜5回の脱毛で硬毛化したのだけど、ビフォー写真は撮っていない。
だって、まさか硬毛化するとは思っていなかったんだもん。汗

 

ビフォーはほぼつるつる、産毛程度から増えたって感じ。
ほぼ毛がなかったので、余計なことをしたって後悔しました。

 

ほんと必要ないとこにレーザーとか当てない方がいいよ。

 

この硬毛化は解消したのだけど、その経過とやった硬毛化対策は後ほど順番にお話しますね。

 

とりあえずは硬毛化の軽いイメージを持ってもらえたらOKとして、まずは何より気になる硬毛化の確率の話から。

 

 

硬毛化する確率は高いことが分かりました。(アンケート)

硬毛化する確率だけど、これは案外高いです。

 

今まで大手医療脱毛クリニックでは「1000人に3人」とか、硬毛化の確率はとても低いものとして説明されていました。
だけど今回のアンケートの結果、実際はもっと身近なトラブルのようです。

 

硬毛化の確率

まずは硬毛化のアンケート結果から

 

硬毛化した?してない?

 

全ての脱毛経験者対象。
「硬毛化した?していない?」

 

・硬毛化した
⇒ 40%
・硬毛化していない
⇒ 60%

 

アンケートを実施したtweetはこれ

 

 

硬毛化した人の内訳をもうちょっと細かく。

 

 

どの脱毛で硬毛化した?

 

・エステ(脱毛サロン)で硬毛化した。
⇒ 5%
・医療脱毛(ショット式)で硬毛化した。
⇒ 25%
・医療脱毛(蓄熱式)で硬毛化した。
⇒ 10%

 

(硬毛化していない60%)

 

アンケートを実施したtweetはこれ

 

 

脱毛経験者のうち4割が硬毛化したという結果に。

 

ただし、このアンケートには偏りが大きいです。
それと、また後で詳しくお話するけど、「硬毛化ではないものを硬毛化だと思ってしまっている」ケースもあるので、実際はもっと低い数字にはなりそうです。

 

正確な数字を出すことは難しいけど、なんとな〜く、「全身脱毛したら10%くらいは硬毛化する確率があるんじゃないかな〜」って感じで受け止めていたら大きくは外れていないと思います。

 

※(注意)アンケート結果の偏りについて
六條かげり

 

硬毛化する確率がかなり大きく出たけど、データには大きな偏りが出ています。
それは今回わたしのtwitterアカウントでアンケートをお願いしたため。

 

わたしのtwitterのフォロワーさんは何らかの悩みのある人が集まりやすので、硬毛化した人が偏って多いことも考えられます。
(「硬毛化した!」 ⇒ 「このアカウントをチェックしてみよう!」って流れね。)

 

なので数字をそのまま信じるというよりは、ザックリと「多いんだな」って把握してもらえたらと思います。

 

・実際の確率より高く出ている
今回は部位をしぼらずに「脱毛経験者」という条件だけでお願いしたアンケート。
全身脱毛をしたら部位もいっぱいあるので、全身のうちどこか1ヶ所だけでも硬毛化したら「硬毛化した人」になっちゃいます。

 

なので部位別にしぼってアンケートをしたら、もっと確率は下がるでしょう。

 

エステサロンや蓄熱式脱毛の「硬毛化確率が低い」わけではない

今回アンケートでは、エステや蓄熱式の確率が低く出ているけど、実際はもっと割合が高いはずです。

 

わたしのアカウントのフォロワーさんの多くが熱破壊式の医療レーザー脱毛を選択しています。
つまりエステサロンや蓄熱式を選んでいる人の人数がそもそも少ないので、アンケート結果も少ないって感じ。

 

twitterの質問箱などでもほとんどが医療レーザー脱毛がらみの話題です。

 

とても少ない割合しかいないのにエステで5%、蓄熱式で10%ということは、実際は熱破壊式より多い可能性もあります。

 

具体的な数字を言うのは難しいけど、ハッキリ言えることは「どの脱毛でも全く油断は出来ない」ってこと。

 

 

硬毛化はありふれたトラブルだった

今まで硬毛化は「珍しいトラブル」として処理されてきたけど、実際は「ありふれたトラブル」だったようです。
わたし自身硬毛化したし、脱毛選びで相談してくれた人も後日「硬毛化したー」って話をくれた事も多かったので、その印象通りの結果になりました。

 

硬毛化はありふれた現象なので、なっちゃった人はもちろん、これから脱毛を始める人にとっても、硬毛化対策について知っておくことはとても重要です。

 

そのためにまずは硬毛化の理由、原因についてお話しますね。

 

 

硬毛化の理由、原因

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「硬毛化の原因を!」って言ったけど、実のところ硬毛化のメカニズムはしっかりとは解明されていません。

 

ただ、いくつか推論があって、一番有力なのが「レーザーのエネルギーが毛乳頭等を活性化してしまう。」というもの。

 

レーザー光を肌に当てると、普通は毛根部分で高熱が出て毛乳頭等が壊れてしまいます。
だけど何らかの原因で発生する熱が足りない場合、むしろ光線が刺激になって毛が活性化してしまうと考えられています。

 

体毛の現象って証明が難しいのだけど、おそらくこの考えで大きく外れてはいないはずなので、当ページではこれを元に考えていきますね♪

 

※脱毛の仕組みについては過去に解説しています。

そもそもの脱毛の仕組みについては別ページで。
ちょっと古いページだけど参考になると思う。

 

どうしてレーザー脱毛で毛が生えなくなるの?

 

それから少し補足。

 

硬毛化の原因もいくつかパターンがありそうです。

 

硬毛化は、「レーザーを当てて一旦抜けてから次に生え変わる毛が濃い」という話が多いです。

 

だけど「一旦抜けた毛穴からすぐさま次の毛がいっぱい生えてくる」とはちょっと考えにくいですよね。

 

なので例えば、レーザー照射時に小さい毛が生えつつある毛穴、まだ生える準備をしていた毛が勢いづいたと考えると辻褄が合いやすいです。

 

硬毛化の現象もいくつかパターンがあるので、硬毛化の原因もいくつかパターンがあって複合的に起きているのかも知れません。

 

(硬毛化のパターンについては順番にお話しますね♪)

 

硬毛化になりやすい部位(好発部位)

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硬毛化は主に毛の薄い部位で起こりやすいです。
次がよくある硬毛化する部位の例。

 

硬毛化しやすい

 

・背中
・二の腕〜肩まわり
・腹、胸
・フェイスライン
・手足の薄い毛

 

他にも最近はうなじや指毛など、そこそこ毛が揃っている部位の硬毛化の話もたびたび聞きます。

 

あとこれらはあくまで確率の高い低いの話なので、どこの部位でも硬毛化する可能性はあると思った方がいいです。

 

 

硬毛化になりやすいひと

硬毛化は案外近い存在だけど、事前に「自分が硬毛化しやすいかどうか?」を見極めるのは困難です。

 

現場の人(看護師さんなど)の現場の声をwebで探してみると、「色白のもちもち肌の薄い部位が硬毛化しやすい」といったものがありました。

 

ただしプロが直で見ないと分からないし、色々条件ありそうなので、今のところ参考までという感じ。

 

(なったときの対策は後述します♪)

 

一応そういった鋭い看護師さんもいるということで、もしも運がよければそういった看護師さんに担当して貰えることもあるかも。

 

毛が薄くてレーザーを当てるかどうか微妙な感じがする場合は看護師さんに相談してみてもいいと思います♪

 

 

男女差は今のところ確認されていない

硬毛化の男女差

 

※後日追記!2025.3.1

 

「メンズの方が硬毛化しやすい」という情報を見かけるようになりました。

 

メンズ脱毛件数が増えたのと、あと近年医療関係者もSNSを始めるようになって、それで情報が集まってきたのかなーって印象です。
やはり硬毛化好発部位(背中、二の腕、フェイスラインなど)で起こりやすいようなので、脱毛必須でなければ避けて照射してもらった方がよさそうです。
(たとえ契約範囲内で照射可能でも)

 

特に今のところ男女で硬毛化のなりやすさに差がある話はありません。
硬毛化はデータが集めにくいので確実なことは言えないというのがほんとのとこ。

 

ただ、男性は濃い毛を退治することが多いので、女性よりは男性の方が心配は少ないとは思います。

 

 

エステの光脱毛と医療レーザー脱毛、どっちが硬毛化しやすい?

脱毛サロン(エステサロン)の光脱毛と医療レーザー脱毛、どっちが硬毛化しやすいかもハッキリとした解答はないです。

 

クリニックも脱毛サロンも硬毛化のデータを隠していた、もしくは調査していなかったので。
(今回のアンケート結果に比べて、クリニック見解の確率が2桁ほど違う。)

 

ただ、わたしの経験上と理屈で考えたらエステサロンの方が硬毛化しやすい気はします。

 

エステサロンで扱う光は弱いので、いかにも硬毛化しやすいような気はするよね。
(硬毛化の原因が「毛根部分で発生する熱が足りないから」ならば。)

 

わたしの腹毛もエステサロンで硬毛化したけど、医療脱毛では減っていきました。
減り方はニブかったけど、最終的には解消しました。

 

 

六條かげり、腹毛の硬毛化の写真
(腹毛がエステで増えたけど、医療脱毛で減った。)

 

↓解消

 

硬毛化、腹毛、解消後

 

(光加減違っていてすみません。あと、右下は傷跡があるので修正。)

 

解消までの経過は下の方で硬毛化対策の話をするからそこで♪

 

硬毛化対策の話の前に実際の硬毛化がどういう毛の増え方をしているかを知っておかなくてはいけないと思います。

 

硬毛化のパターンもアンケートお願いしたので、引き続きチェックしてみてね!

見分け方のポイント。硬毛化ってどういう増え方するの?

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六條かげり

 

 

硬毛化は怖いけど、まずはどういう状態が硬毛化なのか、見分け方が分からないと対処も出来ないですよね。
案外、「硬毛化じゃなかった」ってケースも多いです。(例はちょっとあとで出すね!)

 

硬毛化というと、「薄い毛がもじゃもじゃ濃くなっていく」イメージが強いです。
だけどアンケートを行なった結果、太い毛が増えるケースなど、複数パターンがある事が分かってきました。

 

(当ブログのtwitterアカウントで硬毛化経験者に「実際になった状態」のアンケートをお願いしました。

 

硬毛化のパターン

 

・薄い毛(産毛、つるつる部分)がフサフサしてきた
 ⇒ 32%
・それまでなかった太く長い毛がまばらに生えてきた
 ⇒ 36%
・それまでなかった太く長い毛がいっぱい生えてきた
 ⇒ 9%
・濃い毛がより濃くなった
 ⇒ 22%

 

アンケート実施tweetはこれです

 

薄い産毛が濃くなる以外にも、「太い毛がまばらに生える」ってパターンもとても多いです。

 

「太く長い毛がいっぱい生える」ケースも1割、「濃い毛がさらに濃くなった」ってケースも2割くらいあるので見逃せないです。

 

ただ、これらの中には「硬毛化っぽいけど本当は硬毛化ではない」ってケースも含まれると思います。

 

実際に脱毛を始めてみて、それが硬毛化か違うのか自分で判別しなくてはいけないので、あるある「硬毛化じゃないパターン」を紹介しますね。

 

合わせて確認してみてください!

 

 

これは硬毛化ではない

当ブログのtwitterアカウントにも「これって硬毛化?」って質問が多いのだけど、硬毛化じゃなくて普通の脱毛の経過ってことも多いです。

 

脱毛を受けていると、その経過で一時的に毛が濃くなったように感じることがあります。

 

まず硬毛化は脱毛後新たに生えてくる毛が濃くなる現象なので、1ヶ月くらいの短期間で判断できるものではありません。

 

硬毛化かどうかはまず、脱毛後2〜3ヶ月の、次の毛がある程度生え揃ったタイミングでないと分かりません。

 

 

「硬毛化とは言いきれない」よくある例をあげてみますね♪

 

硬毛化ではない

六條かげり

 

(×)脱毛後に毛穴がぽつぽつ黒く汚く見える
(×)脱毛後に毛がよれよれ汚くうまく剃れない
(×)例えば2回目より3回目のあとの方が濃い

 

「脱毛後に毛穴がぽつぽつ黒く汚く見える」(×硬毛化ではない)

脱毛後は毛穴が汚く見えることがあります。

 

レーザーで毛先が膨張したとも破壊されて広がったとも言われます。

 

通常は1〜3週間で排出されるのだけど、1ヶ月くらいしつこく残る事もあります。
ただ、毛が埋没しているわけでなければいずれ排出されるので心配ありません。

 

 

脱毛後に毛がよれよれ汚くうまく剃れない(×硬毛化ではない)

脱毛効果のあった毛は、毛を生やす組織が壊れています。
それまで毛穴の奥に食いついていた毛根がぐらぐら外れちゃうので、一定期間はなんかよれよれっぽくなる人も。

 

これも効果があった証明なので、全く硬毛化とは関係ありません。

 

例えば2回目より3回目のあとの方が濃い(×硬毛化ではない)

硬毛化は基本、脱毛を始める前より濃くなる現象。

 

脱毛は回数を重ねるごとに毛が減っていくのだけど、例えば2回目と3回目とか、そういう1回1回では逆転して見えることがあります。

 

これは脱毛施術をしたタイミングの毛の生え揃い方によったり、毎回の出力によって毛の抜け方が違うため。

 

産毛が濃くなたとか、3〜4回続けて太い毛が増えていたら問題だけど、1回1回では偏りがあって普通です♪

 

 

脱毛に通うたびに少しずつ減っていけば硬毛化の心配はほぼ無いのだけど、でも最初の3〜4回くらいは毛の生え変わりで元通り近くなる事が多いです。

 

正直その状態での判別は難しいけど、でも硬毛化は一刻も早く見つける事が重要。
早ければ対策も楽なこともあるし、逆に硬毛化が進行すればするほどそれだけ対策も大変になってくるので。

 

気をつけたら案外早いうちから気がついている人もいるので、脱毛するって決めてからはちょっと注意深く観察してみてください。

 

 

硬毛化にいつ、何回目で気がついた?

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硬毛化に何回目で気がついた?

回数

 

・1回
 ⇒ 18%
・2〜3回
 ⇒ 42%
・3〜6回
 ⇒ 29%
・7回以上
 ⇒ 11%

 

調査元はこのtweet

 

 

硬毛化に気がつくのは大体2回〜6回の間で7割。

 

1回だと気のせい、気にしすぎ、思い違いも含まれるけど、それでも18%の人がいるので「とにかく注意深く見たら分かることもある」って感じ。

 

わたしの腹毛はエステで硬毛化したのだけど、気がついたのは4〜5回くらい。

 

少し遅めだったけど、遅くなった理由は3つ。

 

気がつくのが遅くなった理由

六條かげり

 

・少しずつ薄い毛が増えてきたので分かりにくかった
・増える前はあまり見ていなかった
・自分が硬毛化していると認めたくなかった

 

当時は硬毛化なんて本当に珍しい現象と言われていたので、まさか自分に起こるとは少しも思っていませんでした。

 

だけどふり返ってみると、脱毛前からしっかり様子をチェックしておけばよかったと思います。

(対策)硬毛化になったらどうしたらいい?

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※後日追記!2021.4.29
硬毛化対策に6.「弱いレーザーを当ててみる」を追加しました。
まだ情報が少なくなんとも言えない方法ではあるのですけど、可能性あるかも知れません。

 

実際に硬毛化しちゃったらどうするかだけど、まずエステサロンで硬毛化してしまった場合は少なくともその部位は解約返金です。
エステサロンでの硬毛化対策は困難なので。

 

医療脱毛中、もしくはこれから医療脱毛を検討している場合はいくつか方法があります。

 

硬毛化したときの対策パターン

 

  • 1.「そのままレーザーを当て続ける」
  • 2.「放置する」
  • 3.「強いレーザーを当てる」
  • 4.「YAGレーザーを使う」
  • 5.「蓄熱式レーザーで試してみる」
  • 6.「弱いレーザーを当ててみる」

(これあとでまた同じのだします)

 

だけどごめんなさい。
対策の前に大事な話がいくつかあるので、ちょっとガマンして前置きをチェックして。

 

まず硬毛化した部位ってなかなか減りにくいケースが多いです。

 

 

硬毛化した部位は脱毛しても減りにくい

硬毛化した部位もずっとレーザーを当て続けたらいずれは減っていくことがほとんど。
だけど一旦減りだしても、その減るペースがすごく遅いケースもあります。

 

例)管理人・六條の硬毛化の改善ペース

 

・腕毛
いつの間にか消えた(8回〜12回)

 

・腹毛
かなりしつこかった(20回とか)

 

・フェイスライン
継続中(30回以上)

 

腹毛はしつこかったです。
腹毛はエステサロンで増えて医療脱毛で減ったのだけど、他の部位がほぼツルツルになってもまだ残っている感じでした。

 

(脚毛の方が濃かったのだけど、脚がつるつるになっても腹毛は残っていました。)

 

腹毛に関しては蓄熱式など色んな脱毛機を使って減っていって、今ではキレイになくなりました。
(12回〜20回)

 

フェイスラインの硬毛化は今もしつこく残っています。

 

※管理人・六條のフェイスラインの硬毛化が長引く
六條かげり

 

わたしのフェイスラインの硬毛化はかなりしつこいです。

 

硬毛化したフェイスライン
(フェイスラインの硬毛化)

 

元々全く毛がない感じだったけど、いつの間にかもじょもじょと、、汗
この部位の減り方がとてーもニブいです。

 

腹毛の硬毛化も少しずつしか減らなかったけど、フェイスラインはとにくしつこく、もう20回〜30回くらいレーザーを当てています。
他の脱毛機に切替えようとも思ったのだけど、顔は無制限のコースがあるので気長に通っています。

 

ただなかなか終わりが見えないので、ちょっと違う脱毛機を使えないかも検討中。
新たな経過が見られたらまた追記しますね!

 

硬毛化はもちろん対策してすぐに減ることもあるけど、いつまでも長く続く事もあるので、もしもなってしまったら一つ決断をしなくてはいけないです。

 

 

硬毛化したらまずする事。「対策するか諦める。」

⇒ 目次へ

お金の悩み

 

硬毛化はすぐに毛が減る事もあります。
わたしも今になって振り返ってみると、指毛や腕も多少硬毛化していたと思います。

 

なんか以前は無かったはずの太い長い毛がチラチラ生えてきたけど、通っているうちにいつの間にか全部消え去っていました。
(5回〜10回)

 

ただし、腹毛やフェイスラインの硬毛化はかなりの回数が必要になりました。

 

すぐに硬毛化が解消してくれたら問題ないけど、サクッと終わらない場合はある程度出費がある事は覚悟しなくてはならないです。

 

短い場合は1年以内に解消するけど、長いと3年以上かかることもあります。

 

なので特に予算に不安がある人はよく観察して少しでも早く硬毛化を見つけなくてはいけないって感じ。

 

 

硬毛化が改善する期間。どれくらいで戻る?戻らないことある?

当ブログのtwitterアカウントで硬毛化経験者の方へ、「どれくらいの期間で硬毛化が解消したか?」のアンケートをお願いしました!

 

結果は出たのだけど、データにちょっと問題があるのでさっと流してね。

どれくらいの期間で硬毛化が解消した?

 

・「様子見して1年以内に戻った」 
⇒28%
・「継続して3年以内にほぼ無駄毛がなくなった」
⇒13%
・「3年以内で脱毛継続中」
⇒32%
・「3年以上継続、まだ戻らない」
⇒27%

 

アンケート実施tweetはこれです

 

このデータはちょっとあやふやな点があるので、ちょっと整理しなおします。

 

※「あやふや」の修正。(読み飛ばしOK!結果はこの下に書いてるよー)
この結果には一つ問題があって、それは「3年以内で脱毛継続中」がすっごくあやふやな状態ってとこ。

 

「この先どうなるの?」ってことね。

 

だけど実はこれの未来は予想出来ます。
データを見ると「3年以内に戻った」と、「戻らない」の比率が1:2なので、それらをで振り分けて円グラフにしてみました。

 

これでもまだまだ雑な振り分けだけど、ザックリと規模感は分かると思います。

 

 

上記データを修正して円グラフにしたのが次。

 

 

硬毛化が改善するまでの回数

 

・そのまま継続して3年以上かかっているのが半数近く
・3年以内に解消が24%
・様子見で1年以内に戻ったのが28%

 

(繰り返しになるけど、データはザックリで見てね!)

 

意外だったのが、放置で戻った人が3割近くいたこと。

 

予算かけてムダ毛と心中する気が無い人はとりあえず半年〜1年くらい様子見するのは十分アリな方法だと思います。

 

そして、「そのまま継続」した人で3年以内に解消した人がおよそ4人に1人くらい。(24%)

 

問題は3年以上戦っている人が半数近くいるってこと。(48%)

 

 

 

3年以上苦戦している人もいるのね。
やっぱり脱毛はしない方がいいのかな?


 

 

もちろんこれは一つの目安に過ぎないよ。
硬毛化した際の対策も少しずつ分かってきたのと、そもそも硬毛化しやすいとこをあらかじめ避けるとかでリスクは下げられると思う♪


 

 

今回のアンケートはあくまで「これまで硬毛化したことのある人」全てが対象。
みんながみんな適切な対策をしているわけではないです。

 

あと、当ブログのtwitterアカウントには、「そもそも硬毛化に悩んでいるのが理由でフォローしている」って人も多いので、どうしても悪いめに出ちゃうよね。

 

それに次に紹介する対策をいくつか組み合わせていけば、もっと対策の効果はあがるはず。

硬毛化したらどうしたらいい?対策パターン

 

硬毛化した場合にはいくつか対策があるのだけど、「これさえやれば完璧」っていう対策はありません。

 

とにかく今までのクリニックの経験などを元に、様子を見ながら対策していくことになります。

 

硬毛化したときの対策パターン

 

  • 1.「そのままレーザーを当て続ける」
  • 2.「放置する」
  • 3.「強いレーザーを当てる」
  • 4.「YAGレーザーを使う」
  • 5.「蓄熱式レーザーで試してみる」
  • 6.「弱いレーザーを当ててみる」

 

 

対策1.「そのままレーザーを当て続ける」

硬毛化対策で一番単純なのがそのままレーザーを当て続けるって方法。

 

硬毛化って毎回じわじわ増えていくけど、でもそれはずっと続かない。
ほとんどの場合、ある一定の濃さになったら今度はレーザーを当てるたびにじわじわ減っていってくれます。

 

これはレーザー脱毛の「毛根が太い方が高熱が出る」という仕組みによるもの。
毛が太くなって毛根で発生する熱が高くなることで、「今まで熱が足りなくて脱毛しきれなかった毛穴」も脱毛出来るようになるってわけ。

 

ただし、一旦硬毛化した毛穴はなかなか減りにくいといった話が多いので、可能ならば他の方法も合わせて検討した方がいいです。

 

 

対策2.「放置する」

硬毛化でよくみられる方法が、とりあえず脱毛を一旦中止して様子を見るという方法。

 

脱毛で硬毛化して増えた毛も放置していたら元に戻るケースがあるからです。

 

この対応をとるクリニックだと大体半年くらい様子見するようです。

 

※単に生え変わりしただけかも?
六條かげり

 

様子見で毛が減ったのって、単に毛が生え変わりしただけの可能性もあります。
硬毛化が起きた太い毛も、月日が過ぎると成長期が終わり抜け落ちます。

 

「戻ったのは一時的で、またいずれその毛穴からは硬毛化した太い毛が生えてくるかも」ってこと。

 

この辺の事情はハッキリ分かっていないです。
一度抜けた後は、次に生えてくるのはまた元通りの細い毛かも知れないし。

 

ただひとつだけ分かることは、レーザー照射の中止が早ければ早いほど、硬毛化の進行も軽いのに違いはないです。
なので万一の際に放置を考えているならば、少しでも早く硬毛化を発見するためによーく観察しておいてくださいね♪

 

 

対策3.「強いレーザーを当てる」

硬毛化というか、脱毛の効果に関する対策はレーザーの強さで大体解決です。

 

硬毛化した毛も出力を上げたら減ってきたという話も少なくないです。
例えばわたしの腹毛はエステサロンの弱い光ではどんどん増えていったけど、医療脱毛に切替えたタイミングからはじわじわ減っていきました。

 

出力を上げるのは脱毛効果をだすための基本なので、硬毛化しちゃったらクリニックに相談してみてください。

 

毛が増えるリスク、火傷リスクをしっかり納得した上で行儀よくお願いしたら対応してくれることもあります。

 

 

対策4.「YAGレーザーを使う」

産毛や硬毛化した毛など、無くなりにくい毛にはYAGレーザー(ヤグレーザー)を使うことがあります。

 

ただしYAGレーザーさえ使えば解消するというわけでもなく、キチンと対策用に設定して貰わなくてはいけないです。

 

YAGレーザーを使えば肌ダメージを最小限に抑えながら強いレーザーを毛根に届ける設定が可能です。

 

また、YAGレーザーは一般的なアレキサンドライトレーザーなどに比べて、レーザー光が深くまで届くので、剛毛になって毛根深くなった毛への効果も期待出来ます。

 

※YAGレーザーを搭載している代表的な脱毛機の例

 

ジェントルYAG、ジェントルマックス、エリートプラス

 

 

対策5.「蓄熱式レーザーで試してみる」

「蓄熱式の脱毛は硬毛化への効果が期待できる」ってたびたび見かけるけど、実際は蓄熱式の脱毛機を扱っているクリニックでも見解が分かれます。

 

熱破壊式(ジェントルレーズなど、バシバシ1発ずつレーザーを当てるタイプ)と方式が違うので、人によっては効く可能性もゼロではないと思います。

 

他に手段が無い場合はダメ元で試しててもいいかも。

 

実は経験上、わたしの腹毛も蓄熱式のレーザー脱毛でかなり減りました。

 

六條かげり、腹毛の硬毛化の写真

 

↓改善

 

硬毛化、腹毛、解消後

 

 

基本はアレキサンドライトレーザーでじわじわ減らしていたのだけど、蓄熱式を3〜4回受けた時の減りは早かったです。

 

それでちまちまと残ったものを再びアレキサンドライトレーザーでしつこく当てていたらサッパリと消え去りました。
(とはいえアレキも合計20回以上は当ててる)

 

※ただし、よくある「蓄熱式はバルジの脱毛だから硬毛化に有効」というのは完全に嘘。

 

現在あるレーザー脱毛で「バルジの脱毛」は全然理論どおりにうまくいっていません。
そしてそもそも、蓄熱式はバルジの脱毛でもありません。

 

蓄熱式とバルジの嘘については別ページで解説♪

蓄熱式の脱毛効果は誤情報ばかり。口コミ3年間調査した脱毛研究家が本当の効果を仕組みから解説します。

 

 

対策6.「弱いレーザーを当ててみる」

最近(2021年)になって、「もしかしたら硬毛化対策に有効なのでは?」と思うようになってきたのが、「レーザーの出力を下げてみる」という方法。

 

これはまだ裏付けになる情報がとれていないのだけど、「可能性あるかなー」って感じたので載せることにしました。

 

硬毛化の原因は「毛根で発生する熱が十分でないため、逆に毛の成長を活性化させてしまう。」という仮説が一般的。

 

だったら硬毛化対策には、「とにかくレーザーを強く強くするしかない」ような気がします。
だけど実際のところ、これに反する事例をたまに見かけます。

 

レーザー出力を上げて硬毛化

・レーザー出力を高くしたら硬毛化した
・最初は毛の密度が減っていたのに、途中から硬毛化した

 

この二つに関しては、今まで多くお話した内容と矛盾する例だと思います。

 

だけどこういった口コミを頂くのも1度2度ではないので「出まかせで言っている」わけではないと思います。

 

脱毛に通っていたら、「低いパワーでは増えも減りもしなかった毛」というものもあります。
だけど通いながら毎回じわじわレーザー出力を上げる過程で、「ちょうど硬毛化しやすい熱量」になる可能性もゼロではないように思えます。

 

なのでそういうケースでは、「硬毛化する前の出力に戻せば今まで通り毛が減っていくのではないか?」と。

 

いきなり硬毛化した場合も考え方は同じで、要は「出力が高すぎだった」、もしくは「ちょうど硬毛化しやすい出力だった」って感じ。

 

この対策は今のところ理屈を組み合わせただけで根拠乏しく、うまくいくかわからないけど、選択肢の一つとして考えに入れておいてもいいんじゃないかなって思います。

 

(※有効な口コミ、また逆に「やっぱりダメだった」って口コミがあったら追記しますね!)

 

 

それから注意があと2つ。

 

 

硬毛化対策を始める時の注意2点

これから硬毛化対策を始める時には、2つ注意をした方がいい事があります。

 

硬毛化対策を始める時の注意

・1回2回では有効か判別不能
・硬毛化を伝えたらレーザー照射中止するクリニックも

 

1回2回では有効か判別不能

硬毛化する時にはいくつかパターンがあるけど、1回では判別不可能で2回3回と受けているにつれて「あっ、増えてる」って気がつくことが多いです。

 

これは減る時も同じ感じになるケースが多くって、1回2回では対策が有効か判別は困難。
どうしても3回とか受けながら様子見するしかないです。

 

そして硬毛化は長引く可能性があります。
そして、やる前に長引くかどうかわからないのが硬毛化対策を難しくしています。

 

なので例えば最初は1部位に限るとか、少しの面積で様子見するとか、数回テスト的に様子見してから大きなお金を使う方がいいと思います。

 

 

そして、硬毛化をクリニックに伝える時はちょっと用心が必要です。

 

 

硬毛化を伝えたらレーザー照射を中止にするクリニックも!

六條かげり

 

「硬毛化したかも」って思ったら、まずは今通っているクリニックに相談するのが基本です。

 

ただしクリニックによっては伝えると、単にその部位のレーザー照射を中止して終わらせるケースがあります。

 

硬毛化した毛でも対策するにはとにかくレーザーを当てるしかないのだけど、高い料金を支払って中止では納得しにくいと思います。

 

なのでもしもこれからクリニック選びをするならば、契約前に硬毛化時の対応を聞いておく必要があります。

 

すでに硬毛化してしまった人は、、まず最初に契約書等を確認しましょう。
硬毛化したときの対応が書かれてあることもあります。

 

あとは「もしもの話だけど〜」って感じで聞きだすか、新規客のフリして電話して硬毛化時の対応を確認するか、、、って感じかなー。

 

(もちろん「リスクに関して自分で全て責任とる」と伝えたら、大体のクリニックでレーザー照射は続けてくれますよ♪)

 

 

ここまで硬毛化になったらどうなるか、対策はどうしたらいいかの話をしました。
ただもちろん、そもそも硬毛化しない方がいいですよね。

 

なのでここからは硬毛化を防止する方法と、硬毛化を避けるクリニック選びについて。
硬毛化を防止しながら通うのも大切なことなので、すでに脱毛に通っている人もサラッとチェックしてみてくださいね♪

硬毛化を予防する方法

⇒ 目次へ

 

ここでは硬毛化の予防についてお話します。
予防と言っても、すでになった人への対策と考え方は似ています。

 

硬毛化の予防

六條かげり

 

  • 1.産毛、薄い部位にはレーザーを当てない
  • 2.出力を調整する
  • 3.レーザーを選んで貰う
  • 4.写真撮影をマメにする

 

硬毛化の予防1.「産毛、薄い部位にはレーザーを当てない」

硬毛化予防でまず何より大事なのは不要な部分にレーザーを当てないこと。

 

レーザーを当てなければ硬毛化も何もないわけなので。

 

今まで生きてきて、邪魔だなーって思った毛はやっつけた方が断然いいです。

 

だけど、「契約した範囲に入っているから」ってレーザーを当てても、得られるものは少なくリスクばかりが大きいです。

 

特に最近は全身脱毛が割安なので、不要な部位があっても全身で契約する人が多いと思います。

 

だけど、本当に必要と感じていない部分は「照射不要」と必ず看護師さん等に伝えてくださいね。
(これはこちらで管理すべきことなので、毎回伝える感じ。)

 

 

硬毛化の予防2.「出力を調整する」

硬毛化した毛を退治するのに大事な要素の一つが出力。
そしてそれは硬毛予防でも同じ。

 

大体どこのクリニックでも、最初は低出力。
そして毎回肌の様子を見ながら少しずつ高くしていきます。

 

ただし中にはあまり出力管理をしていないクリニックもあるので、契約前に確認して出力を少しずつでも上げてくれるか相談してみた方がいいと思います。

 

※後日追記2021.4月
たまに「出力を高くしたら硬毛化した」という声が届きます。
まだ経験者の数自体多く確認は出来ていないのですけど、必要以上に出力を上げすぎるというのもリスクになるようです。
当ページの硬毛化対策の話題のとこ(ここからちょっと上のあたり)で詳しくお話しているので、よかったら参考にしてみてね。

 

 

硬毛化の予防3.「レーザーを選んで貰う」

最近は数多くの医療脱毛クリニックがあるけど、その中でも硬毛化に詳しいクリニック、そうでもないクリニックがあります。

 

そして硬毛化に詳しいクリニックだと、YAGレーザーで対応するケースが多いです。
これは「YAGレーザーさえあれば硬毛化しない」ということじゃなくって、それなりの設定が必要なので、詳しいクリニック、積極的なクリニックじゃないと意味がありません。

 

ちょっと判別が難しいかもだけど、とにかく契約前のカウンセリングで硬毛化対策を具体的にどうしているか聞いてみてください。

 

理屈が理解出来なくても構いません。
ちゃんと説明しているか、それとも「YAGは硬毛化しない」しか言わないかでズイブン違います。

 

詳しいクリニック、積極的なクリニックでは公式ブログやSNSで色々情報発信をしているケースも多いので、どういう姿勢のクリニックなのかカウンセリングに行く前にいっぱいチェックしてみましょう♪

 

 

硬毛化の予防4.「写真撮影をマメにする」

六條かげり

 

硬毛化に限らず、写真を撮るのは超オススメ!
人によっては大きく運命を変えます。

 

写真がいいのはもちろん客観的に硬毛化を判別できるから。
人の記憶って曖昧なもので、それも脱毛で一旦毛が抜けたあとに元の状態を思い出すってすごく難しいです。

 

なので硬毛化に気がつくのは早くても3回目とかそんな感じになるわけ。

 

クリニックでもたまに看護師さんが把握しているケースもあるけど、それは何らかの印象が強かった場合。
写真撮影なしに覚えていられる人なんて普通いないし、カルテに記入していたとしても文字では分かんないよね。

 

基本は自分で自分を守るしかないんです。

硬毛化が怖いひとのための脱毛クリニック選び

⇒ 目次へ

 

これから脱毛選びについて。

 

もちろん脱毛サロン(エステサロン)は全て除外。
たまに「SHR脱毛ならばターゲットが違うから硬毛化しない!」とかあるけど、あれも全部嘘だから。

 

当然医療脱毛から選ぶことにはなるけど、要はこれまでお話した注意点をカバーできているか。

 

主な内容は2点。

 

  • クリニック選び
  • 注意したい点

 

 

硬毛化を想定したクリニック選びって言ったけど、正直なとこあまり硬毛化を気にし過ぎても仕方がない面はあると思う。

 

というのも、硬毛化の存在自体あんまりハッキリ認めているクリニックが多くない(2020年現在)ので。
その中で何でもフォローしてくれるとこを見つけるって現実的じゃないです。

 

料金との兼ね合いもありそうだし。

 

なのでまずは安価できちんとレーザーを当ててくれるとこ。

 

そしてあとは可能な限りは自分で防衛。
例えば「不要な部分はレーザーを当てない」とか、「マメに写真を撮っておく」とかして、それでもしも硬毛化したらすぐ次の行動をとるっていうのが現実的だなーって思います。

 

それは前提として、次のような選択肢があるならば幸運です。

 

硬毛化を想定したクリニック選び

六條かげり

 

  • 1.出力を上げてくれる
  • 2.硬毛化がありふれたものと認識
  • 3.YAGレーザーなど複数用意がある
  • 4.長く(回数多く)通いやすい

 

1.「出力を上げてくれる」

すでにお話したのでサクッというけど、出力を上げるのは脱毛効果を高めるための基本です。

 

 

2.「硬毛化がありふれたものと認識」

硬毛化の確率はざっくりとしか分からないけど、全身脱毛したら10%くらいはどこかの部位が硬毛化するんじゃないかなーって感じです。

 

だけど今までの多くのクリニックで「1%以下」という説明がなされていたので、ちゃんと対応してくれるか用心が必要。

 

もちろんこちら側からキチンと要求して、照射を継続してもらうとか、出力上げてくれるとか対応がして貰うのならばいいと思う。

 

要は柔軟対応があるかってこと。

 

 

3.「YAGレーザーなど複数用意がある」

硬毛化した際にまず考えられる対応が回数と出力だけど、他に脱毛機を変更するという方法もあります。

 

多くのクリニックで導入されているのがジェントルレーズ、あとライトシェアという機種だけど、レーザー光の波長が似ています。
それに比べて大幅に違うのがYAGレーザーを搭載した脱毛機。

 

YAGレーザー独自で硬毛化用に設定してい対応しているクリニックもあるので、硬毛化用に想定している所ならば有利に脱毛が進められそうです。

 

ただし、複数レーザー脱毛機を置いてあっても、「その日あいている脱毛機で対応」ってクリニックはNG。
経過が今一つな時に「次回は**で試したい」って希望が通るかどうかはチェックしましょうね!

 

 

4.長く(回数多く)通いやすい

硬毛化した場合、そのまま続けていればサクッと減ることもあるけど3年以上続くケースもありました。(上の方でお話したよー!)

 

なので基本は回数が必要と思って選んだ方がよさそう。

 

最初のキャンペーンが安くても、それから追加する時に高額だと続けられないですよね。

 

もちろん硬毛化した時点で他のクリニックを探してもいいけど、もしも可能ならば同じところで長く続けられると有利です。
(他に移るとまた出力低いところからスタートする可能性が高い。)

 

 

クリニック選びの注意点

それからクリニック選びで注意したいのが次の2点

 

クリニック選びの注意点

六條かげり

 

  • 硬毛化でレーザー照射中止
  • 硬毛化保証は不要
  • SHR、蓄熱式の嘘

 

硬毛化でレーザー照射中止にならないか

わたし(管理人・六條)は今まで多くのクリニックでカウンセリングを受けてきたのだけど、その中では「硬毛化したらその部位のレーザー照射は中止」ってところも少なくありませんでした。

 

こちらは高額支払うのにサラッと中止だなんてよく言えるとは思うけど、でも多いです。

 

ただしちょっと粘って聞いてみたら、一筆書いてOKになるってケースも多かったので、とにかく交渉です。
(「毛が増えても責任を問わない」「火傷しても責任を問わない」とかそんな感じね!)

 

だけど頑なに照射拒否で対応するとこもあるので、そういうところで争うよりは最初から契約しないようにしたいですよね。

 

 

「硬毛化保証」は判断に入れない

最近は増えてきた硬毛化保証だけど、これはあっても無くても気にしなくていいです。

 

 

えー、硬毛化保証はあった方が断然よくない?
最近は安いクリニックでも見かけるよね。


 

 

もちろん保証してもらえるに越したことないけど、トラブルも多いので。
無意味なケースもあるし。


 

硬毛化保証のあるクリニックだけど、もちろん「選ぶな」って意味じゃないのだけど、無くても構わないです。
というのも、硬毛化保証はみんながイメージするほどいい保証ではないから。

 

硬毛化保証があんまりよくない理由

 

  • 硬毛化したか判別でもめる
  • 全然足りない(2回とか)

 

すでに上の方でお話したけど、多くのクリニックでは「硬毛化はとても珍しい」という扱い。
「たまにしかないから保証も出来る」って感じ。

 

だけど、実際は多くの人が硬毛化しているので、その結果「硬毛化判別でモメる」という事例が増えています。

 

本人は硬毛化したと思っているし、クリニック側は「硬毛化にかこつけて回数を増やそうとしている」って思っているわけ。汗

 

どちらも本気で思っているのでこの問題はたちが悪いです。

 

そして実際、「硬毛化でもないのに回数を増やすために嘘を言う」っていう人も中にはいるわけで、もうカオス。笑

 

そもそも硬毛化保証っていっても、1回2回増やしたところで全然足りないからあまり意味がありません。
もしも「より長く安く通い続けられそう」なところがあれば、そっちを選んだ方が断然得です。

 

 

SHR、蓄熱式の嘘

「SHR脱毛、蓄熱式の脱毛はバルジの脱毛だから硬毛化に有効」 (×)
「毛包がターゲットだから、、」 (×)

 

これらは大嘘。

 

バルジの脱毛は今のところ全くうまくいっていないです。
そして、「蓄熱式がバルジの脱毛」という説明自体が嘘だと言っていいです。

 

 

「毛包がターゲット」もおかしいです。

 

今のところ全てのレーザー脱毛で毛包はターゲットなので、これは無意味な説明ってこと。

 

 

本当の対応はカウンセリングで確認

これまで各クリニックの対応についてお話してきたけど、詳細はカウンセリングで確認しなくてはいけないです。

 

というのも、出力や脱毛機設定は責任が重い情報なので、あまり大々的にアピールしているクリニックはありません。

 

ネットで情報があったとしてもそれが正しいとは限らないし、結局は確認のためにカウンセリングで聞かなくてはいけないです。
値段や立地、脱毛機である程度候補がしぼれて来たら実際に足を運んで聞いてみましょう。

新しい医療脱毛クリニックを探す場合は?

当ブログでも医療脱毛の選び方とクリニックをピックアップしたページを用意しています。

 

 

最近はちょっと大手をオススメしにくいので、中小が多いです。
数が多いので、詳細全てをチェックできていないです。

 

「熱破壊式の脱毛機を扱っていて料金が現実的なもの」という基準で選んでいます。

 

もちろん致命的な情報が入ったものに関しては削除しているけど、契約前のカウンセリングではしっかり条件を聞いてくださいね!

 

おまけ。「クリニックと交渉する時にはどうしたらいい?」

⇒ 目次へ

 

もしもクリニックと交渉になったら難しそうだなー。


 

 

うん、まずは礼儀正しくね。
あとはある程度クリニック側の気持ちが分かれば言うことも決まってくるよ♪


 

当ページではクリニックと交渉、お願いをした方がいいって話をたびたびしてきたけど、実際にどんな感じにすべきかって疑問に思う人もいるよね。
あれこれ言いだすと長くなっちゃうので、ここではポイントをしぼってお話しますね!

 

 

お願いの方法

 

  • まずは行儀よく礼儀正しく
  • 万一の時は自分で責任を取る
  • 「クリニックには毛を減らす最大の努力をする責任がある」
  • 「はい中止で済まされる額ではない」

 

まずは行儀よく礼儀正しく

一番大事なのは態度です。

 

クリニックが恐れているのはクレーマーと、あとすごく図々しい人、行儀の悪い人です。

 

みんなが行儀よく通ってくれるから安価で脱毛が提供できるので、あれこれ騒ぐ人、マナーを守れない人はむしろ通わないで欲しいと少なくとも現場の人はそう感じます。

 

レーザー脱毛はどうしてもトラブルと隣合せなので、そういう時に「ちゃんと普通の大人の対応が出来るか」は見られていると思った方がいいです。

 

万一の時は自分で責任を取る

医療レーザー脱毛はとても効果が高いのだけど、そうはいっても個人差があります。
それは肌トラブルに関しても同じ。

 

一旦はリスクに関して納得しているようでも、いざトラブルが起きた時に「ここまでなるとは思わなかった!」って文句を言われるとクリニックも困ってしまいます。

 

なのでもしも交渉時にやたら高圧的だと逆効果。
クリニック側は警戒して対応は頑なになっていくでしょう。

 

硬毛化対応は「逆に増えちゃう」「出力を上げたため火傷してしまった」っていうのはありえます。
そのリスクをちゃんと理解した上でお願い出来るかはとても大切です。

 

 

契約書を確認する

契約時に貰った紙はコースが終わるまで捨てちゃだめだよ!
落書きみたいなのも全部。

 

そこにレーザーの照射の条件等が書かれてある場合があります。
ルールはルールなので、例えば「出力は*まで」とか明記されていてクリニックが融通してくれなかったら従うしかありません。

 

残った回数分の解約返金を願い出て新しいとこの資金にした方がよさそうです。

 

だけど書類に細かいルールを書いていなかったら多少は粘ってもいいし、逆にこちらに有利な事が書かれてあることもあります。
まずは書類のチェックです。

 

 

「クリニックには毛を減らす最大の努力をする責任がある」

「まず第一に丁寧な態度で」とは言ったけど、もちろんこちらが下手にばかり出ていてはいけません。

 

クリニックにお勤めの人は仕事だからサクッと割切って残念な対応をすることも多いけど、脱毛の料金はそれで対応無しで済まされるような額ではないですよね。

 

例えば同じ価格帯だと中古の軽自動車とかあると思うけど、買ってすぐに窓が開かないとか、エアコンがうるさいとか、思わぬトラブルが起きた時はちゃんと対応してくれるし、それが当たり前。

 

「個人差があるのは分かりますが、その中でクリニックは最大限の努力をする責任はありますよね?」
「安くで通わせて頂いていますけど、それでもハイ中止で済まされるような額ではないですよね?」

 

このくらいは言っても構わないです。

 

もちろん不可能は不可能なので、言ってダメなら仕方がありません。
クレーマーみたいなのはNG。

 

脱毛にかかるお金って本当に高額。
手段が残されている間はある程度粘ってもいいと思うんです。

 

もしも言いくるめられて帰っちゃったとしても、やっぱり納得いかないならばもう一度連絡したって構わないです。
もちろんクリニックにも予約の都合があるので、あらかじめ電話等で相談してみてくださいね。

 

⇒ 目次へ

 

※相談するときは「カウンセリングで聞く事リスト」を活用してね!
六條かげり

 

当ブログでは「カウンセリングで聞く事リスト」を用意しています。
これは脱毛契約の前を想定して作ったものなので、これから始める人の役にたつと思います。

 

すでに通っている人も、「困ったけど何をどう聞いたらいいか分からない」っていう時に味方になってくれると思います♪

 

悩んだとき、これからカウンセリングに行くときに是非チェックしてからのぞんでみてね!